スペシャルな時の共有
不思議なものですね。
“おめでたですよ”との第一声に
つい先ほどまで空っぽだったお腹に感じる、もう一つの命のぬくもり。
その瞬間、無意識に確かめるように手のひらで
そっとお腹を優しく撫でたことを
成人した我が子を見て、懐かしく思い出します。
あの時、どこからともなく沸いてきた
ジワーッとしたあたたかな気持ち
何ともいえない満ち足りた気持ち。
あれが母性というものなのでしょうね。
母となった証し。
けれども、そんな心とは裏腹に
自分の思い通りにいかないのが子育て。
悪戦苦闘の毎日に、時には行き詰まってしまうこともあります。
でも大丈夫!
不安になったり、心配でたまらないのも
あなたがお母さんだから。
どんな時も我が子の幸せを願い、泣いたり、笑ったりの繰り返し。
そんな一生懸命なお母さんは、きっとキラキラと輝いているでしょう。
そして、子どもの心に、太陽のように映るでしょう。
いつだって子育ては母と子のスペシャルな時間。
子どもの生きる力を引き出す時間なのです。