天理教婦人会

ひながたをたどり 陽気ぐらしの台となりましょう

7. 多動症

多動症

多動症という病名を持った、Aさんのだんな様のお話です。

家族のことを考えるようになり、
自分のことしか考えられなかった彼が、
嫌なことから逃げてばかりいた彼が、
お母さんの病気をきっかけに、考え方が前向きに変わりました。
困っている人、悩みを抱えている人を助けたい、
喜んでもらいたいの心に変わっていきました。 

自分自身が病気を抱えていたからこそ
人の心の痛みも分かります。

逃げることをせず、人に向き合い、
完璧でなくても一生懸命お世話させて頂くようになってから、
自然と彼の周りには、若い人たちやその家族が集まるようになりました。
皆、楽しそうに笑顔が絶えません。

 
Aさんは、そんな彼が好きでお嫁さんになりました。
子供も4人授かり、毎日が大変ですが、毎日が幸せです。
まだまだ居るであろう同じような病気や悩みを抱えている人たちの救かりを願って、
彼は皆と一緒に今日も祈っています。