天理教婦人会

ひながたをたどり 陽気ぐらしの台となりましょう

身上事情

かしものである体のことを「身上」または「身の内」と言います。さらに発展して、病気やけがなどの場合に「身上を与えて頂いた」などと言うように、身上=病気という使い方もあります。 しかし、本来は悪い意味のものばかりではなく、健康な体、ご守護をもって日々お貸し頂いている体という、感謝・喜びの心が込められているのが「身上」という言葉です。 「事情」とは一般に、事のありさま、様子という意味で、お道では私達の周りの一切の事柄について「事情」という言葉を使います。特に、家庭のもめごと、仕事上の不都合、災害といった、いわゆる「事情のもつれ」「事情の悩み」のことを「事情」という場合も多いのです。 「事情」もまた親神様によって与えられ、見せられるものです。  身上・事情の上におかけ下さる親神様の深いご守護のありがたさに、日々感謝しましょう。