生まれてきてくれて ありがとう
私たち夫婦と子供たち、今日も元気に過ごしています。
振り返ってみると、長男が生まれた初めてのお産の時…、
元気に産声をあげて喜んだのも束の間、
先生の「あっ」という声!!
何と臍帯(さいたい)が切れて、胎盤(たいばん)が出なくなってしまったのです。
早急に麻酔をして手で胎盤を出すとの説明を受けた後、
私はあっという間に意識が遠のいていきました。
実は予定日を10日過ぎた出産、
そのため臍帯が弱っていたと先生に言われました。
もしもお腹の中で臍帯が切れてしまったとしたら、
息子は、この世には生まれて来なかったと思います。
ぎりぎりのところで繋いでいただきました。
長男は19歳、来年20歳を迎えます。
今、この瞬間に生きてくれていること、
これまで元気に年を重ねてきたことに感謝したいと思います。
私達にとって、一番大切なもの、それは命そのもの。
けれど命は、自分の思いのままにはならないもの。
病気になった時、災害に遭った時、
私達は当たり前と思っていた毎日の尊さに気付きます。
ほんとうは、
今この瞬間に生きていることは奇跡なのかもしれません。そして、
その奇跡の毎日を、私たちの命を守護下さっている神様のおはたらき。
目をとじて、深呼吸してみましょう…
大切な我が子がそばにいるだけで…うれしいものですね。
もし、今やんちゃで手を焼いていても、
子供の笑顔からたくさんの喜びをもらってきたことを思い出して、
“生まれてきてくれてありがとうと”心の中でつぶやいて下さい
・・・お母さんの笑顔が子供は大好きです・・・